世界経済 シンガポール編 第1回目
こんにちは。
exit.です。
皆様の出口戦略に役立つ情報を求めて、シンガポールに出張しました。
今回から毎週全3回に分けて、シンガポールで得た情報を皆様にお伝えできればと思います。
第1回目:シンガポールの紹介
第2回目:イギリス不動産の投資とBrexitについて
第3回目:先進国市場・新興国市場・フロンティア市場の投資について
まずは、シンガポールという国を簡単に紹介できればと思います。
・経済
通貨はシンガポールドル(SGD)で現在では78円前後のレートとなっています。
また、人口は2019年最新のデータで5,703.6千人(Statics Singaporeより)、
GDPは2018年で約361億米ドル(International Monetary Fundより)です。
世界的にも教育水準の高さや整備された金融システムやビジネス環境の良さで知られており、企業進出や起業家たちの移住先の1つとして魅力のある国となっています。
・時差
日本との時差は1時間ですが、カンボジアやタイでは日本との時差は2時間となっています。同じような緯度にあれば同じ時差になるはずですが、なぜなのでしょうか。香港時間に合わせるためだという、金融に力を入れているシンガポールらしい理由を聞いたことがありますが、歴史的な背景もあるようで、必ずしも私が聞いた理由がすべてではないようです。実際、日本統治時代は、日本との時差は0で、マレーシアから独立する前は、日本との時差は1.5時間だったようです。
・言葉
公用語の1つとして英語を採用しておりますが、シングリッシュという独特の方言のような英語を話します。代表例がlah(ラー)ですが、これは中国語の「了」からきているもので、過去形を表す言葉なのだそうです。なので、「OK, lah.」であれば「了解した。」という意味になります。最初は違和感を覚えるかもしれませんが、慣れると問題なく聞き取れるようになるかと思います。
・料理
チリクラブのような辛い物(エビチリのカニバージョンだと考えていただければと思います)やチキンライス、飲料ではタイガービアーなどが有名です。
中国やマレーシアなどの様々な国の文化の影響を受けています。
次回からは、シンガポールでのミーティングで得た情報をもとに皆様の投資にお役に立つ情報を発信できればと思います。