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FP 家計簿でお金の見える化をしよう

FP 家計簿でお金の見える化をしよう

こんにちは。

exit.です。

今年に入ってから小麦粉などの食料品やエネルギー価格(原油など)の上昇により電気代やガス代などあらゆるものが値上がりをしています。外食産業も原材料費や物流費の上昇によって値上げをしています。また、値上げをしていなくても容量を少なくするというステルス値上げ(英語ではShrinkflation/シュリンクフレーションと言われます)も行われています。ステルス値上げは以前から行われていましたが、今後も更なる値上げが予想されているため、家計に与える影響がどの程度なのかと不安に思う方も多いのではないでしょうか。今回のコラムでは、そのような不安を解消するためにどうするのが良いのかについて取り上げたいと思います。


最初に、皆様は家計の管理をどのようにされていますでしょうか?どこが行っている調査かによって数値にばらつきはありますが、家計簿をつけている割合は、例えば2018年に株式会社クレディセゾンが行った調査では29.8%、東証マネ部の2021年3月実施のインターネット調査では(複数回答ではあるものの)56.3%が家計簿をつけていると回答しています。他の調査でもおおよそ3割~6割の家庭が家計簿をつけているという結果になっていますが、定期的に家計簿をつけている家計は3割未満と少ないという調査結果もあるようです。家計簿をつければ、どこにどのくらいお金を使っているのかが見える化できるようになります。様々なモノやサービスの値段が上がっていく中で漠然とした不安を抱えている方の中には家計簿をつけていないために、毎月の支出の全体像が把握できていないという方もいらっしゃいます。家計簿をつけて数値化するだけで家計の全体像が分かり、何と書く感じていた不安が解消されることも多いです。また、見える化することで無駄遣いや改善点も見えるようになります。全体像の把握ができれば、次は支出を固定費と変動費に分けていきます。固定費は例えば、家賃や保険料のような毎月一定の金額で出ていくものです。変動費とは食費や交際費のような毎月一定の金額ではなく月によってばらつきがある支出です。削減の効果が大きいのが、固定費の見直しによるものです。保険の見直しや入ったものの利用していないサブスクリプションサービスの解約などを行うと毎月の支出の削減に役立ちます。携帯プランの見直しも支出の削減に役立ちます。本当に必要なものに絞って残すようにしていけば、支出を減らすことができます。


家計の見直しで支出を削減できれば、ある程度は不安が和らぐと思います。それでも不安を感じる場合は、インフレに備えた資産運用や副業により収入を増やすことを考えるのも一つの手です。家計の見直しを含めた今後のことや資産運用などについて自分ではなかなか手が回らない、自分ではどのようにしていけばよいかわからない場合もあると思います。その場合は、ファイナンシャル・プランナー(AFPやCFPなど)に相談をするのも解決策の一つとなります。弊社ではライフプランの作成も行っておりますので、ご相談いただければと思います。


家計簿の見直しについては以下のコラムでも取り上げていますので、是非お読みいただければと思います。


お盆休みのようにまとまった休みに時間を取って一度ご自身の家計簿やお金の使い方や資産運用などについて考えてみても良いかもしれません。


次回も皆様のお役に立つ情報を発信していきます。

弊社は8月11日(木)~17日(水)までお盆休みとなります。


本コラムは、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、また特定の銘柄および市場の推奨やその価格動向を示唆するものでもありません。投資判断は投資家の皆さまの自己責任でお願い致します。


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