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世界経済 マレーシア編 第1回目

世界経済 マレーシア編 第1回目

こんにちは。

exit.です。

今回はマレーシアに出張に行きましたので、今週からはマレーシアの情報について皆様にお届けできればと思います。


全3回を予定しています。

第1回目(今回):マレーシアの基本情報

第2回目(予定):マレーシアの歴史や文化などについて

第3回目(予定):マレーシアの経済や金融などについて


・基本情報

マレーシアの人口はおよそ3,290万人(2022年第3四半期:マレーシア統計局)で人口の約7割程度がマレー系、中華系が23%程度、インド系が7%ほどとなっています(その他が1%ほど)。国土面積は約33万キロメートルで、首都はクアラルンプール、マレー半島西海岸南部にあるマラッカ州の州都マラッカは国債物流における重要ポイントとなっています。GDP(国内総生産)は2021年では3,730億ドル、2022年のGDP成長率は5.4%と見込まれています(IMF)。通貨はマレーシアリンギット(MYR)で1リンギットが大体31円前後となっています(円安が続いているためで、以前は28円前後でした)。また、特にチップの文化は無いようです。両替に関しては空港で行うよりも街中の両替商で行った方がレートは良いです。

※マレーシアの10リンギット紙幣です。裏面にはラフレシアの花が描かれています。


・時差と気候

マレーシアと日本の時差は1時間です。飛行機では大阪からだと6時間から7時間ほど、東京からだと7時間(から8時間)ほどになります。新型コロナ感染症拡大に伴い、直通便がストップしていましたが、直通便が復活していますので、訪れやすい国になっています。気候は高温多湿で、雨季と乾季があり、地域によって時期が異なります。基本的には通気性の優れた服装で問題ないですが、建物内部は極端に寒い場合もありますので、薄手の羽織れるものがあると良いと思います。ただし、モスクなどを見学するときは服装などに気を付ける必要があります。靴に関しても観光で歩く場合には、運動靴のようなものを履く方がいいです(場所によっては段差が多いです)。また、日本のようにあちこちに自動販売機があるわけではないので、水分補給用の飲み物などを準備しておくことと、日差しがきついので、気になる方は日焼け止めやサングラスも準備しておくと良いです。


・言語と宗教

公用語はマレー語(マレーシア語)となっていますが、イギリスの植民地であったことから英語も通じやすく、中華系が多いことから中国語も通じやすい環境となっています。国教はイスラム教となっていますが、信仰の自由が認められています。比率では、イスラム教が60%、仏教が20%、キリスト教が9%、ヒンドゥー教が6%ほどとなっています。

※珍しいピンク色のモスクです。


・歴史

ポルトガル、オランダ、イギリスの植民地であった歴史を持っています。建物などにそれぞれの国の名残を見ることができます。

※マラッカのオランダ広場にて


・入国について

90日以内の滞在であればビザは不要となっていますが、マレーシア政府開発の新型コロナ対策アプリである「MySejahtera」をダウンロードし、出発前7日以内(目途)に必要情報を入力の上及びアプリのアクティベートが必要となります。コロナワクチンの接種証明書をアップロードする箇所がありますので、電子もしくは紙で準備をしておく必要があります。

※詳しい入国の条件などは変わる可能性もあるため、訪れる際には、ご自身でご確認いただくか旅行代理店などにお問い合わせください。


次回以降もう少しマレーシアという国の歴史や文化、経済についてもう少し詳しく書いていきたいと思います。


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