FP お役立ち情報 家計の見直しについて
こんにちは。
exit.です。
今回は、新年度も近づいておりますので、家計の見直しなどに役立つ情報を取り上げていきたいと思います。
家計の見直しを行う際には、収入を増やす、節約を行う、貯蓄できる仕組みを作る、投資を行う、という4つのポイントに分けることができます。「収入を増やす」場合には、働き方や無駄な仕事を見直し、余った時間でスキルアップを行い、転職や昇給につなげるようにすることと、世帯主だけではなく配偶者も働くなどして世帯収入アップを図ることが大切になります。「節約を行う」場合には、変動費(食費や交際費など)の見直しも必要になりますが、一番大切なのは一度削減を行えば効果の大きくなる固定費(保険など)の見直しを徹底的に行うことです。固定費は一度削減を行えば効果が持続してくれます。また、支出リストを作成して無駄遣いや減らせる支出を数値化してみることも有効的です。「仕組みを作る」際には何ためにそれを行うのかという目的や目標を作ることで長続きさせる効果が期待できます。先取り貯蓄しておくことで、毎月一定額の貯蓄を行うことができるようになります。また、入出金の口座の見直しを行うことや目的別の口座を作ることも有効になります。「投資する」場合には、少額からコツコツと積み立てていくことを習慣づけるようにして、時間を味方にする長期投資及び時間や資産を分けて投資を行う分散投資を意識するようにしてください。スキルアップ(収入を増やす)をすることや固定費の見直し(節約を行う)場合には、時間がかかる場合もありますので、時間をあまりかけない方法としては、目的別口座を作ることや家計簿をつけることなどがあります。
仕組みを作るための方法の一つとしての目的別口座管理を例に挙げますと、例えばメイン口座や貯める口座(投資用口座)、使う口座、返済用口座に分けて口座を管理することが挙げられます。
①メイン口座(給与・ボーナス受け取り)
給与やボーナスの受け取りで使う口座。ここから各口座へ資金移動を行います。
②貯める口座
積立預金、定期預金や投資信託の積み立てなど先取り貯蓄や投資を行う用の口座。
③使う口座(利便性の高い銀行の口座)
現金での消費(家賃の引き落としなどの生活に結び付くものを含めます)やキャッシュレス決済(クレジットカードなどの引き落とし含めて)などで利用する口座。
④返す口座
住宅ローンや自動車ローンなどのローン返済で利用する口座。
また、家計簿をつけて見直すことも消費の見直しなどに役立つことがありますが、最近では手間と時間を省いて家計を管理する便利ツールが出てきていますので、そのようなツールを利用することで仕組みづくりを行うこともできます。一般的な家計管理の3つの方法がありますが、それぞれに一長一短がありますので、自分に合った方法を利用して長く続けていくことが大切です。
①手書き
メリットとしては、自由に書き込みができることや、スマホや機械が苦手な人でも可能なことが挙げられますが、デメリットとしては、自分自身で集計する必要があることや毎日続けるとなると時間がかかる点などがあります。
②アプリを利用する
アプリのメリットとしては、移動中のような隙間時間で手軽に入力できることや手書きとは違い自動で集計などを行ってくれることが挙げられますが、デメリットとしては家計管理用や資産管理用などの目的別に使い分ける必要が出てくることです。
③パソコンを使いエクセルで管理する
メリットとしては、形式が自由に作成でき、長期的に記録を残しやすいことや、エクセルの機能や数式を使うことでキャッシュフロー表を作るなど本格的な分析も可能になる点がありますが、デメリットとしては、アプリほどには手軽に入力や継続ができないことがあります。
新年度がもうすぐに始まりますので、この時期にお金の使い方の見直しやお金の管理について考えてみてはいかがでしょうか?
次回も皆様のお役に立つ情報を発信していきます。
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